こんにちは、よしお(@5426yoshio)です。
あなたはベーシックインカムという言葉を知っていますか?
ベーシックインカムとは、
「社会保障制度を撤廃して、国民全員に無条件で一定額のお金を支給する制度」
です。
このベーシックインカムは生活保護と何が違うかご存知ですか?
そこで今回は、「ベーシックインカムと生活保護の違い」についてご紹介します。
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目次
ベーシックインカムと生活保護の違いとは?
富裕層でもお金を受け取ることができる
ベーシックインカムは富裕層、貧困層関係なく同じお金を支給します。
富裕層にも同じお金を与えるのを不思議に思われるかもしれません。
しかし、それがベーシックインカムの良いところで、国民全員一律の金額にすることで行政コストを大幅に削減できるのです。
一方で生活保護は貧困層だけにお金を与えます。
生活保護を受けれるかどうか調査する必要があるので、そこに多くのコストがかかっている現状があります。
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生活保護のような面倒な手続きは要らない

生活保護を受けるには、その人が本当に受給資格があるかどうか調査する必要があります。
この調査に多くの人手と時間を費やしているのです。
しかしベーシックインカムは、国民全員一律で毎月お金を自動振込してあげればいいだけです。
ベーシックインカムは、生活保護のように手続きをせずにお金が入るので手間がかかりませんよね。
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生活保護の不正受給をなくすことができる

生活保護では調査漏れなどで、生活保護を不正受給してる人がいる現状があります。
そして、生活保護制度のなんらかの落とし穴で本当に貧困なのに手当金を受け取ることができない人もいます。
このように生活保護の調査は完璧ではないのです。
ベーシックインカムの制度であれば、そもそも調査は要らないですし、全員にお金を配るので不正受給問題がなくなります。
このように、ベーシックインカムを導入することで不正受給問題をなくすことが出来るのです。
貧困層が後ろめたさなくお金を受け取ることが出来る
今の生活保護制度では、貧困層を完璧に救うことはできません。
なぜなら、後ろめたさやプライドのせいで生活保護を受け取りたがらない貧困層がいるからです。
生活保護は自分から申請しないともらえないので、このような貧困層を助けることはできません。
しかしベーシックインカムを導入することでその問題は解決します。
ベーシックインカムは国民全員にお金を配るので、貧困層も後ろめたさなくお金を受け取ることができるのです。
このようにベーシックインカムは貧困層を確実に救うことができるのです。
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制度がシンプルでわかりやすい
ベーシックインカムは国民全員に無条件でお金を一定額支給するので、とてもシンプルな制度です。
一方で生活保護は、補助金を受けるのに細かい条件があり、制度が複雑です。
私も生活保護の公式ホームページを見ましたがよく分からなかったです。
なので「生活保護を受けることができたのに、制度が複雑で受けようとしなかった」といったケースがたくさんあるのです。
その上、制度が複雑だとそれに関わる公務員の負担も大きいですよね。
公務員の負担が大きいと、行政コストがかかります。
私たちの税金は、この複雑な制度で無駄にたくさん使われているのです。
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ベーシックインカムと生活保護の違いまとめ
以上をまとめると下記のようになります。
- 富裕層でもお金を受け取ることができること
- 生活保護のような面倒な手続きは要らない
- 生活保護の不正受給をなくすことができる
- 貧困層が後ろめたさなくお金を受け取ることができる
- 制度がシンプルで分かりやすい
いかがでしたか?
今回は、「ベーシックインカムと生活保護の違い」についてご紹介しました。
ベーシックインカムには様々な利点があります。
「少子化対策、ブラック企業の淘汰、起業がしやすくなる」
なとがそれにあたります。
ベーシックインカムは他の国でも実験的に行われています。
このように世界的にベーシックインカムが導入される流れがあります。
日本に導入されるのは時間がかかると思いますが、早く導入してほしいですね。
あとベーシックインカムについて詳しく知りたければ下記の本がオススメです。
この本は、ルトガー・ブレグマンというオランダの歴史家が書いた本を和訳したものです。
過去に行われたベーシックインカムの実験結果やベーシックインカムを導入するべき理由について書かれています。
興味があれば読んでみてはいかがでしょうか。
以上参考になれば幸いです。
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