この記事はこんな人に向けて書いています
- 長期投資を考えている個人投資家
こんにちは、よしお(@5426yoshio)です。
あなたは株式投資をしたことはありますでしょうか?
株式投資には大きく分けて2種類の方法があります。
一つ目は長期投資、もう一つが短期投資です。
長期投資とは、言葉の通り、株を長期に渡って保有し続ける投資方法です。
短期投資は、その逆で株の売買を短期間で繰り返して、利益を狙う方法になります。
ちなみに私は長期投資の方が好きですね。
ですので、今回は長期投資におけるメリットとデメリットについてご紹介したいと思います。
読む時間がない人は、下記をご覧ください。
長期投資のメリット
- 手数料を安く抑えることができる
- 株価の変動に一喜一憂する必要がない
- 複利の恩恵を受けることができる
長期投資のデメリット
- 短期間で大きな利益を得ることが出来ない
- 銘柄選びに失敗すると塩漬け状態で放置することになる
- 長期投資は予測が難しい
目次
長期投資のメリット
手数料を安く抑えることができる

長期投資のメリットは手数料を安く抑えることができる点です。
株の売買には、毎回証券会社に手数料を支払う必要があります。
短期投資だと、売買を頻繁に行うため手数料が積み重なりますが、長期投資はそうでありません。
長期投資の場合の手数料は最初に購入するものと、最後に売り抜ける時だけです。
そう考えると、長期投資は手数料を安く抑えることができるという点がメリットになりますね。
株価の変動に一喜一憂する必要がない

投資初心者にありがちなのが、「投資した株価の変動を毎日みてしまい、勉強や仕事に集中できない」というものです。
これは実際に私もこんな経験がありました。
「株価が上がっているときはテンションが上がるけど、下がったときはテンションが下がって仕事に集中できない」
といった感じの時期があったのです。
しかし、株を長期保有することで、長期的な目線で考えることができます。
そうすれば、常に変わる株価を気にする必要は無くなります。
株価を気にする必要がなくなれば、勉強や仕事に集中することができますよね。
複利の恩恵を受けることができる

長期投資すると、複利の恩恵を受けることができます。
あなたは複利の効果をご存知でしょうか?
複利は簡単に言うと、投資で得た利益を再投資するものです。
投資で得た利益を再投資しない単利と資産の膨らみ方を比べると、上の画像のようになります。
時間が立つほど複利で運用した資産は単利より大きく差をつけていきます。
このように長期投資をすると複利の効果で資産の拡大を加速させることができるのです。
個別株では投資で得た利益を自動的に再投資することはできません。
やるとしたら持株会や投資信託になるでしょう。
長期投資のデメリット
短期間で大きな利益を得ることが出来ない

長期投資は、長い時間をかけて保有する必要があるので短期間で大金を稼ぐことはできません。
短期間で稼ぐなら、短期投資の方が良いですね。
短期投資でレバレッジをかけてあげれば短時間で大金を稼ぐこともできます。
その代わりに失敗した時には大金を失うことになりますが。。
銘柄選びに失敗すると塩漬け状態で放置することになる

長期投資が成功したかどうかは、時間が経たないと分かりません。
ですので、最初の銘柄選びに時間をかける必要があります。
もし最初の銘柄選びを雑にしてしまうと、ずっと株価が下がったまま放置してしまうことになります。
そうすると、そこで失った長い時間は機会損失になってしまいますよね。
その対策として損切りがあります。
損切りは、損失を覚悟して一定の株価まで下がったら売ってしまうことです。
これをすることで大きな損失は避けられますし、そのお金を使って他の有望な株に投資する方が合理的です。
長期投資は予測が難しい

投資は将来を予測して行うものです。
先が遠いほど当然予測することは難しいですよね。
一つの会社に投資したとしてもその会社が10年後には倒産している可能性だってあるのです。
そう考えると、長期投資は予測が難しいというリスクを抱えることになります。
ですので投資は余剰資金でやるべきでしょう。
何が起こるか分かりませんから、失っても良いお金を突っ込むべきなのです。
生活費まで投資に突っ込んでお金を失ったら元も子もないですからね。
長期投資をする前に知っておきたいこと

投資は余剰資金で行うこと
これは投資の基本ですが、投資は余っているお金で行うべきです。
投資には程度の違いはあれど、元本割れするリスクがあります。
生活資金を使って投資して、万が一に生活資金を失ってしまったら大変なことになりますよね。
それだけでなく、毎日の相場変動が気になって仕事に集中することができなくなってしまいます。
そうならないためにも、失っても困らないお金で投資をしましょうね。
投資をする前に決めておく
投資をする前に利確と損切りのルールを決めておきましょう。
具体的には、「評価益がプラス20%になったら利益を確定し、マイナス10%になったら損切りをする」といったルールを事前に決めて、この条件に当てはまったら躊躇なく実行するのです。
プラス20%、マイナス10%などの数字はあなたの好みで変えてください。
なぜルールを決めた方がいいかというと、いざとなった時の対処に迷いが生じるからです。
例えば投資した株価が暴落した時に、ルールを決めていなければ「いつ売ればいいのだろう?」といった感じで迷ってしまい、迷っている間にズルズルと損失が拡大してしまいます。
もし事前にマイナス10%で損切りするとルールを決めていれば、株価が暴落した時でも迷うことなく損失の拡大を防ぐことができます。
このように投資する前にルールを決めることは判断スピードに遅れが生じないためにも必要なことなのです。
分散投資を心がける
投資をするなら、投資先は複数に分散させるように心がけましょう。
「余剰資金の1/3を株に、1/3を国債に、残りを金に投資する」といった感じです。
なぜこのように分散投資をした方がいいかと言うと、もし一つの資産が大幅に下落しても大きな損失を回避することができるからです。
一つの資産に集中投資していて、その資産が暴落したら大きな損失になりますよね。
そうならないためにも、特に投資初心者は分散投資を心がけると良いでしょう。
終わりに

いかがでしたか?
今回は、「長期投資のメリット・デメリット」についてご紹介しました。
長期投資は時間のない会社員にお勧めできます。
長期保有するだけで、何もする必要がないので、忙しくても資産運用することができるのが長期投資の良いところですね。
長期投資に向いているかどうかは人それぞれだと思うので、今回紹介したメリット・デメリットを考慮して自分の投資スタイルを固めていただければと思います。
ちなみに私は2017/03から「ひふみプラス」という投資信託に長期投資をしています。
毎月一万円ずつ積立投資をしているので、相場変動で一喜一憂せずに助かっています。
そんな「ひふみプラス」 の投資成果は下記のリンクからご覧いただけます。
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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