こんにちは、よしお(@5426yoshio)です。
あなたは裁定取引というものをご存知でしょうか?
私も知らなかったのですが、投資に関することを調べるとこの単語を見かけるので気になりました。
そこで仮想通貨における裁定取引について調べて私なりにまとめてみました。
今回はそれについてご紹介します。
そもそも裁定取引って何?

ある場所では豊富に存在していて安い商品が、ある場所では極めて貴重で高値で取引されていたとする。その事実を知っていれば、安いところで買い、高いところに持って行って売るだけで、利益を得ることが可能となる。
Wikipediaより引用
なるほど。
つまり「安いところで買って高いところで売れば儲かるよね」って話ですね。
「せどり」とかがそうだと思います。
海外のブランド品を安く仕入れて、それを日本で高く売る感じです。
裁定取引って結構難しそうだと思っていたのですが、そんなことはありませんでしたね。
では仮想通貨における裁定取引とはどういうものなのか見ていきましょう。
仮想通貨における裁定取引とは?
仮想通貨の裁定取引は、異なる仮想通貨取引所の価格差を利用して利益を得ます。
そもそも仮想通貨取引所ごとに価格が異なることを知りませんでした。
仮想通貨取引所には、不特定のユーザーが各取引所に勝手に集まって取引していくから、取引所ごとに異なるわけですね。
この取引所ごとに異なる仮想通貨の価格差を利用して利益を得るわけです。
例をあげましょう。
下の画像はcoincheckとZaifのビットコインの価格(同時刻)を表したものです。

見て分かる通り、coincheckでは636999円に対してZaifは636000円です。
およそ1000円の価格差がありますね。
Zaifで買ってcoincheckで売れば1000円儲けることができるということです。
理屈は簡単ですね。
安く買って高く売るだけなんで。
アービトラージを仮想通貨でやるのにはメリットがあります。
それは
- 仮想通貨だと送金手数料が安いのでそのぶん儲けることができる
- 送金が早いこと
- 誰でも簡単にできること
などです。
まあ、(みんなが使っている)ビットコインとかは送金が遅くなりますけどね。
一方でデメリットは
- 取引する間は手が離せないので実質労働と同じになる
- 取引所のアカウントを停止される可能性がある
- 素早く買って売らないと、価格が変動して損をするリスクがあること
などがあります。
私はアービトラージをやったことがないのでどうなのかは分からないですけどやるつもりはないですね。
つまりFXと同じです。
時間の切り売りする作業だから、消耗するんですよね。
だから私はやらないのですが、もしあなたが仮想通貨の裁定取引に興味があればやってみるのがいいんじゃないですかね。
実際にやらないと分からないこともあるでしょうし。
以上参考になれば幸いです。
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