- ビットコインは持ってるけどモナコインは持ってない人
- モナコインに興味がある人
- モナコインの購入を検討している人
こんにちは、よしお(@5426yoshio)です。
仮想通貨の種類は1000種類以上あると言われています。
その中で「モナコイン」という仮想通貨があることをあなたはご存知でしょうか?
そこで今回はモナコインについてご紹介したいと思います。
モナコインとは?
モナコインの概要について下記の表にまとめてみました。

特徴 | モナコイン | ビットコイン |
---|---|---|
通貨単位 | MONA | BTC |
最小単位 | 1watanabe(=0.00000001MONA) | 1satoshi(=0.00000001BTC) |
発行枚数 | 1億512万枚 | 2100万枚 |
リリース日 | 2014年1月1日 | 2009年 |
平均ブロック作成間隔 | 約90秒 | 約10分 |
取扱取引所 | Zaif,bitflyerなど | Zaif,bitflyer,coincheckなど |
時価総額 | Cryptocurrency Market Capitalizationsで参照してください |
モナコインはライトコイン(Googleの元社員が作った仮想通貨)を元に作られた仮想通貨です。
モナコインの強みは、取引スピードが速い点です。
モナコインの取引スピードは、ビットコインの6倍以上の速さで処理することができます。
また発行枚数は1億512万枚で、これはビットコインの発行枚数の約5倍にあたります。
通貨の単位はMONAです。
0.00000001MONAの場合は最小単位である1watanabeを使います。
モナコインの特徴は下記になります。
- モナコインはsegwitが導入された世界初の通貨
- モナコインにはファンが多い
- モナコインはホワイトリストに登録されている
- ビットコインの価格に左右されにくい
詳しく見ていきましょう。
モナコインはsegwitが導入された世界初の通貨
モナコインはsegwitが導入された世界初の通貨です。
segwitとは簡単にいうと、取引サイズを圧縮する方法です。
詳しくは下記のリンクを参考にしてみてください。
ちなみにビットコインは2017年8月24日にsegwitがアクティベートされています。
モナコインにはファンが多い
「仮想通貨最大級のコミュニティ」と言われるほどモナコインファンは多く、中には身銭を切って普及活動をする人もいます。
2017年10月に130万円もの身銭を切って秋葉原の公衆モニターにモナコインの広告を流すモナコイナーもいるほどです。
秋葉原のラジオ会館でモナコインのプロモーション見てきた。 pic.twitter.com/JScqecnIYS
— dandxxx(酒) (@dandxxx) 2017年10月26日
→秋葉原で実施中!モナコインの謎のプロモーションの真相とは!?
モナコインの神社もあります。
このように、モナコインにはファンは多く、コミュニティも活発なのです。
→自腹切っても「楽しいから」……アキバで“流通”する仮想通貨「モナコイン」の謎
モナコインはホワイトリストに登録されている
モナコインはビットコインと同じようにホワイトリストに登録されています。
ホワイトリストに登録されてない仮想通貨は、国内取引所で取引することはできません。
他にはイーサリアムやネム、リップルなどの主要な仮想通貨が登録されています。
ホワイトリストに登録されると、その通貨での取引が活発になるので、価格が高騰しがちになります。
一方でホワイトリストに登録されていない通貨は、取引所で取引することができないため価格が下落します。
モナコインはホワイトリストに登録されているので、比較的信頼されている仮想通貨の一つであると言えるでしょう。
ホワイトリストの一覧は下記のリンクからご覧いただけます。
→仮想通貨 ホワイトリストとは/国内取引所で取引可能な仮想通貨一覧
ビットコインの価格に左右されにくい
モナコインの取引は大半が日本で行われています。
またモナコインは日本が発祥ということもあり、日本円で買う人が多いです。
なのでビットコインの価格に左右されづらいという特徴があります。
ちなみにモナコインを取り扱っている取引所は下記になります。
モナコインの時価総額はどのくらい?

モナコインの時価総額はこの記事を書いている現在は77位となっています。
仮想通貨の時価総額の比較は下記のリンクから見ることができます。
→Cryptocurrency Market Capitalizations
1000種類以上ある仮想通貨の中では上位であると言っていいでしょう。
ちなみに時価総額一位はやっぱりビットコインですね。

モナコインはビットコインと何が違うのか?
「ビットコインは知っているけどモナコインについてはよく知らない。」
そんな人のためにモナコインとビットコインの違いについて紹介します。
仕組みの観点から見ればビットコインもモナコインもほとんど同じです。
特に違う点をあげるとすれば、下記のようになります。
- モナコインの発行枚数はビットコインの約5倍
- モナコインは日本が発祥
- モナコインはtwitter上で投げ銭ができる
それぞれ詳しくみていきましょう。
モナコインの発行枚数はビットコインの約5倍
モナコインの発行枚数は1億512万枚です。
一方でビットコインの発行枚数は2100万枚ですので、モナコインの方が約5倍多く発行されます。
そしてモナコインのブロック生成時間は平均90秒、ビットコインの生成時間は約10分です。
なのでモナコインの場合は約90秒ごとに新たなモナコインが発行されているということになります。
モナコインは日本が発祥、ビットコインは不明
モナコインは、インターネット掲示板である「2ちゃんねる」の猫キャラクター「モナー」が由来です。
ですのでモナコインは日本産の仮想通貨なのです。
一方でビットコインの発祥の地は不明です。
ビットコインは2008年にサトシ・ナカモトという人物がBitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash Systemという論文を投稿したところから始まります。
ビットコインの発祥がサトシ・ナカモトだとすれば、サトシ・ナカモトは日本人かどうかすらも分かっていないので、発祥の地は不明ということになります。
モナコインはtwitter上で投げ銭ができる
モナコインの場合はtwitter上でモナコインを送ったり、もらったりすることができます。
一方でビットコインをtwitterで送金したりすることができません。
【お知らせ】 tipmonaでは、セキュリティ上の問題から大量のMonacoinをtipmonaに預けたままにすることを推奨していません。残高が増えてきたら定期的にご自分の安全なウォレットに移動させることを強く推奨します。
— モナコインちゃんbot(停止中) (@tipmona) 2015年3月25日
このモナコインちゃんに向けて特定のリプライを飛ばすことでモナコインを送ることができます。
詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
→tipmonaの使い方 (Twitter利用者なら登録不要)
モナコインの使い道
モナコインで商品やサービスを購入することができる
Monappy
Monappyとはモナコインのポータルサイトのことです。
ここではモナコインを様々な用途で使うことができます。
ユーザーが書いた絵や記事、ゲーム配信に対して投げ銭をすることもできます。
もちろんMonappyに出品されている商品やサービスをモナコインで購入することもできます。
Ark
arkというパソコンショップでもモナコイン支払いをすることができます。
Bitcoinmall
Bitcoinmallであればモナコインで支払うことができます。
モナコインで土地を購入
モナコインで土地を買った人もいます。
こちらの土地、最近「3万2001モナ」で売買されました。「モナ」というのは日本初のネット上の「仮想通貨」の単位。ビットコイン騒動で一度は下火になった仮想通貨、いま「日本発」で次の動きが出始めています。経済事件簿でお伝えします。#wbs pic.twitter.com/HdQhjH56T6
— WBS(ワールドビジネスサテライト) (@wbs_tvtokyo) 2014年7月7日
Monacoin麻雀
「Monacoin麻雀」というものもあります。
これは「天鳳」というオンライン麻雀で大会を開き、大会の勝者には景品としてMonacoinが支払われます。
詳しくは下記にリンクを貼っておきます。
掲示板に投稿してモナコインをもらえる
モナコインが誕生した最初の頃は、掲示板で質問に回答したお礼としてモナコインが使われていました。
現在でも下記の掲示板で質問したり、答えたりしてMONAを手に入れることができます。
twitter上でモナコインのやりとりができる
モナコインには「tipmona」という機能が実装されています。
これはtwitter上でモナコインのやりとりができるものです。
世界中の人とお金のやりとりができるということなのですから、とても便利ですね。
使い方は
「@tipmona tip @送り先のid 金額」
でつぶやくことで相手にモナコインを送ることができます。
こんな感じですね。
@tipmona tip @chokottochako 3.919190721 ワッショイワッショイ‼
— ミスモナコイン大臀筋ペロチョンパ先生 (@pero_chonpa) 2017年10月11日
@tipmona tip @_monappy_ 10000 日頃の感謝を込めて
— 脇P(jinP) (@WakiyamaP) 2017年10月12日
モナコインの今後
正直今後モナコインの価格がどうなっていくのかは全く分かりません。
しかし、モナコインの価格が上がる材料をいくつかあげておきます。
- XMPの上場可能性
- モナコインが複数の海外取引所へ上場する可能性
- モナコインで決済可能なお店が増えれば上がるかも
XMPの上場可能性
XMP(モナパーティ/Monaparty)とは、モナコインを利用して作られた通貨です。
XMPを使えば、「自分の好きな名前をつけたトークン」を発行する事ができます。
このXMPが取引所に上場すればモナコインの価格を押し上げる要因になるかと思います。
XMPの詳細は下記の記事で詳しく書かれていたのでリンクを載せておきます。
→Monaparty(モナパーティ/XMP)とは?burnによる入手方法 価格 チャート 購入方法 など
モナコインが複数の海外取引所へ上場する可能性
現在、海外でモナコインを取り扱っているのはBittrexぐらいで、モナコインを取り扱っているのはほとんど日本の取引所です。
なのでモナコインを所持している人もほとんど日本人だとと思います。
モナコインが複数の海外取引所に上場すれば、多くの外国人投資家からも買われるので価格が上がるのではないかと思います。
モナコインで決済可能なお店が増えれば上がるかも
現在モナコインを取り扱っているお店は少ないです。
しかし、これから仮想通貨が普及すれば仮想通貨で決済できるお店も増えてくるでしょう。
そうするとモナコインを取り扱ってくれるお店も増えるでしょうから、これが価格が上がる要因になるかもしれません。
モナコインを取り扱っている取引所一覧
先ほどもご紹介しましたが、モナコインを日本で購入できる取引所は下記になります。
個人的には「取引所」でモナコインを購入できるzaifをお勧めします。
bitflyerなどでモナコインを購入するには、「取引所」ではなく、「販売所」で買う必要があり、割高で購入してしまうことになるからです。
一般的には「販売所」よりも「取引所」で購入するほうが安く購入することができます。
これを機にZaifに登録してモナコインを購入してみると良いですね。
「販売所」と「取引所」の違いについてはビットコインの「販売所」と「取引所」の違いとは?をご覧ください。
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